出荷目安の詳細はこちら内容詳細私たち人間の心はどこにあり、脳はどのようなしくみでできているのか?この人類最大のミステリーともいえる問題に、ここ最近の技術革新により、これまでの常識を覆すような驚きの事実が次々と浮かび上がってきました。本書は、テレビ出演・執筆で大活躍の脳研究の第一人者・池谷裕二氏が得意とする最新脳研究の知見をもとに、脳の働きの基礎知識をはじめ、誰もが気になるあの疑問「心(意識)はどうして生まれるのか?」「臨死体験の正体とは?」といったことや、脳の病気について、そして「心を読む」「若い血を入れて老化を止める」という最新の研究報告まで幅広く紹介した1冊になっています。どの本よりもいち早く、これまでとは違った『新しい脳の姿』に触れてみて下さい。 【主な内容】最新の知見を盛り込み、インパクトのあるビジュアル表現にこだわりながら脳と心の謎に迫ります。巻頭特集では、2014年にノーベル化学賞を受賞した超解像・蛍光顕微鏡によって、初めて人類が目にすることができた脳神経細胞のクリアな画像や、複雑に絡み合った神経細胞の姿をリアルに可視化した3D神経回路地図「コネクトーム」など、世界最前線といわれる脳画像を掲載。本編では、脳の基本構造・機能をはじめ、心がつくられるメカニズム、記憶や学習、依存、ストレスなどにかかわる脳と心の不思議、脳腫瘍や認知症、うつ病、パニック障害など脳と心の病気などを解説。さらに、機械で人の心を読む「マインドリーディング」や、人工知能といった未来の脳と心にかかわるトピックスを取り上げ、読者の好奇心と探究心を刺激していきます。監修・取材協力は、東京大学大学院の教授として脳科学研究の第一線で活躍しながら、脳科学の面白さを広く一般にも伝えている池谷裕二先生。誌面では池谷先生のインタビューも収録。著者紹介  池谷裕二(いけがや ゆうじ):東京大学大学院薬学系研究科薬品作用学教室 教授。1970年静岡県藤枝市生まれ。研究テーマは「脳の可塑性の探求」(脳自身が作り出す脳の変化について)。特に記憶をつかさどる海馬の神経回路に内在する「可塑性」のメカニズム解明に向け、細胞生物学および生理学的観点からアプローチしている。『進化しすぎた脳—中高生と語る「大脳生理学」の最前線』(講談社)、『単純な脳、複雑な「私」』(朝日出版社)、『海馬—脳は疲れない』(新潮社)など著書多数。